Nissui日水培养基05702,アキュディア™ コーンミールアガールCorn Meal Agar

アキュディア™ コーンミールアガールCorn Meal Agar

製品コード

05702

統一商品コード

302057023

JANコード

4987302057023

包装

100g

使用期限

36ヵ月間

貯蔵方法

室温・防湿

製品概要

本培地は、Candidaやその他酵母様真菌の仮性菌糸の形態やCandida albicansの厚膜胞子形成を確認できる培地である。酵母様真菌の同定検査に使用される。

使用法

121℃、15分間高圧蒸気滅菌後、シャーレに分注する。
厚膜胞子形成の観察を目的とするときは、1%にポリソルベート80を加えると、形成が促進される。

組成

17.0 g(1 L分)中

コーンミール浸出液末 2.0 g
カンテン 15.0 g
pH6.0±0.2

精度管理(試験菌株)

試験菌株 判定基準
Candida albicans 良好な発育(厚膜胞子形成)

参照

微生物検査必携(1987)
食品衛生検査指針(2018)

サイズ

W7cm×H10cm×D7cm

Nissui日水培养基05236,アキュディア™ マンニット食塩培地 顆粒 Mannitol Salt Agar

アキュディア™ マンニット食塩培地 顆粒

Mannitol Salt Agar

製品コード

05236

統一商品コード

302052363

JANコード

4987302052363

包装

300g

使用期限

3年間

貯蔵方法

室温に保存(要防湿)

製品概要

本培地は、ブドウ球菌の選択分離培地であり、食品・環境および臨床材料の検査に用いる。食品検査では黄色ブドウ球菌の検出を目的とする。本培地に含まれる高濃度の塩化ナトリウムによりブドウ球菌を選択的に発育させるが、耐塩性のバチルス属菌が発育することもある。通常は卵黄液を添加して使用する。3%卵黄加マンニット食塩培地を作製するための基礎培地となる。

使用法

作り方:本培地22.2g(200mL分)に対し170mLの精製水を加え、121℃15分間高圧蒸気滅菌した後、約50℃に冷やし、20%卵黄液を30mL加えて混合し(卵黄の終濃度は3%)、シャーレに分注する。37±1℃で48±2時間培養する。
※20%卵黄液の調製法:新鮮な卵の表面を洗浄、殺菌した後、無菌的に割卵して卵白を除去する。卵黄1個約20gに対し80mLの滅菌精製水を加えて撹拌しエマルジョンを作製する。
発育集落の性状:S. aureusは直径約1mm~2mm の光沢のある隆起した黄色集落で、周囲の培地が黄変し、白濁帯(卵黄反応陽性)が見られる。
時々、扁平でやや広がった比較的大きな集落が形成されることがあるが、多くの場合Bacillus属などである。

組成

111.0 g(1 L分)中

肉エキス 1.0 g
ペプトン 10.0 g
塩化ナトリウム 75.0 g
マンニット 10.0 g
フェノールレッド 0.025 g
カンテン 15.0 g
pH7.4±0.2

精度管理(試験菌株)

①試験菌株について37℃、46~50時間培養で対照培地と比較

試験菌株 判定基準
Staphylococcus aureus ATCC 25923(WDCM00034) 良好な発育(黄色集落で周囲の培地を黄変)
Staphylococcus aureus ATCC 6538(WDCM00032) 良好な発育(黄色集落で周囲の培地を黄変)
Staphylococcus epidermidis ATCC 12228(WDCM00036) 良好な発育
Staphylococcus saprophyticus ATCC 15305(WDCM00159) 良好な発育
Escherichia coli ATCC 8739(WDCM00012) 発育抑制
Escherichia coli ATCC 25922(WDCM00013) 発育抑制

②試験菌株について100cfu以下を接種し培養後、対照培地と比較

試験菌株 判定基準
Staphylococcus aureus ATCC 6538(WDCM00032) 回収率50~200%

試験菌株について100cfu以上を接種し培養後、対照培地と比較

試験菌株 判定基準
Escherichia coli ATCC 8739(WDCM00012) 発育抑制

参照

衛生試験法注解(2020)
食品衛生検査指針(2018)
第十八改正日本薬局方(2021)
生物学的製剤基準

サイズ

W9cm×H20cm×D9cm