アキュディア™ 白糖加SS寒天培地 顆粒SS Agar with Sucrose
製品コード
05033
統一商品コード
302050338
JANコード
4987302050338
包装
20L(70gx20)
使用期限
3年間
貯蔵方法
室温に保存(要防湿)
製品概要
本培地は、SS寒天培地に白糖を加えた糞便検体の選択分離培地である。E. coliや雑菌に対する発育抑制作用がSS寒天培地と同等であり、糞便中のSalmonellaと赤痢菌(Shigella)の分離を目的とする。SS寒天培地ではSalmonellaとCitrobacterの集落が黒色を呈するが、本培地では、ほとんどのCitrobacterは白糖を分解するため黒色集落を形成しなくなる。これを利用してSalmonellaの集落との鑑別を容易にした培地である。
使用法
作り方:本品60.0gを精製水1,000mLに加温溶解し、約20mLずつシャーレに分注し、培地の表面を十分乾燥して使用する。高圧蒸気滅菌してはいけない。(細かく書くと、コルベン等に本培地を入れ、精製水を加える。よく混和し培地粉末のかたまりがないことを確認したら、コルベンの口をアルミ箔等で閉じ、鍋等に入れ、20~30分程加熱する。高圧蒸気滅菌をしてはならない。手に持てる温度になったら約20mLずつシャーレに分注する。
使用方法:培地の表面を十分乾燥して使用する。糞便検体を白金耳等を用いて画線塗抹し、35±1℃で18~24時間、好気培養を行う。「発育集落の性状」Salmonellaや赤痢菌などの乳糖非分解菌は半透明集落を形成、硫化水素産生菌のSalmonellaは集落の中心部が黒変する。乳糖分解菌は赤色集落を形成する。SS寒天培地で黒色集落を形成するCitrobacterは、白糖を分解するため培地pHが酸性となり硫化物ができないため黒色集落を形成しない。そのため、Salmonellaの鑑別が容易にできる。
組成
70.0 g(1 L分)中
精度管理(試験菌株)
サイズ
W23cm×H28cm×D11cm