アキュディア™ SS寒天培地 顆粒
SS Agar
製品コード
05021
統一商品コード
302050215
JANコード
4987302050215
包装
240g
使用期限
3年間
貯蔵方法
室温に保存(要防湿)
希望納入価格
¥7,500
製品概要
本培地は、わが国で最も繁用されているSalmonellaおよび赤痢菌(Shigella)の選択分離培地である。E. coliや雑菌に対する発育抑制作用が強く、糞便検体を分離するのに適している。SSとはSalmonella-Shigellaの略称であり、弊社においては1952年から製造している最も歴史のある培地である。本培地は主として糞便検体に用いられ、通常の食品検査には使用されない。ただし、チフス、パラチフス、細菌性赤痢の発生が食中毒事件と考えられる場合には食品検査が実施され、SS寒天培地も使用される。
使用法
作り方:
①コルベン等に本培地を入れ、精製水を加える。その際、精製水を全部加えず、1/3ほど残しておく。
②コルベンの口をパラフィルムまたはパップで塞ぎ、両手で強くシェイクする。
③溶けたことを確認したら、残りの精製水を加える。その際、コルベン上部に付いた培地を洗い流すように加えると良い。
④コルベンの口をアルミ箔等で閉じ、鍋等に入れ、20~30分程加熱する。(高圧蒸気滅菌は禁)
⑤手に持てる温度になったらシャーレに流す。使用方法:使用前に培地表面を乾燥させる。糞便検体を分離培養する際、検体を多めに(同時に使用するマッコンキーやDHLの量より多く)塗抹し、37℃で22±2時間培養する。
集落の形態:Salmonella、赤痢菌などの乳糖非分解菌は半透明集落を形成し、乳糖分解菌は赤色集落を形成するので両者の鑑別は容易である。培地上に発育するProteusは病原菌とよく似た集落を呈することがあり、その一部は硫化水素を産生して黒変する。
組成
精度管理(試験菌株)
参照
食品衛生検査指針(2018)
衛生試験法注解(2020)
サイズ
W9cm×H20cm×D9cm