アキュレート™ GVPC寒天培地,Nissui日水培养基

アキュレート™ GVPC寒天培地AccuRate™ GVPC Agar

製品コード

51059

統一商品コード

302510597

JANコード

4987302510597

包装

10枚

使用期限

製造後4カ月間

貯蔵方法

冷暗所(4~10℃)保存禁凍結

製品概要

本培地は、環境水からLegionella属菌を分離するための選択分離培地である。夾雑菌の多い環境水からの分離検査に適している。 非選択分離培地であるBCYEα寒天培地を基礎培地とし 、グリシン、バンコマイシン、ポリミキシンBおよびシクロヘキシミドが選択剤として添加されている。環境水中に夾雑菌が多く存在すると、非選択分離培地である BCYEα 寒天培地は役立たない場合が多く、選択分離培地を複数枚併用することで良い結果が得られやすい。しかし、選択分離培地の抗菌剤がLegionella属菌の発育に影響するするため、非選択分離培地であるBCYEα寒天培地を併用すべきであるといわれている。「ISO11731:1998(E)」や「新版レジオネラ症防止指針」に掲載された培地と同組成の培地である。

使用法

本培地は、そのまま使用することが可能であるが、培地表面に凝固水が認められるときには適度に乾燥させてから使用する。
培養方法:Legionella 属菌を分離するためには、検体を酸や熱などによる前処理を行う。培養は、湿度十分に保った環境で 36±1℃、最長 7 日間まで培養する。※培養条件は各種公定書に従う。
発育集落の性状:
Legionella 属菌は、比較的円形で湿潤した光沢のある灰白色集落を形成する。
使用上の注意:
Legionella 属菌を含む検体の取扱いには、操作上でエアロゾルの発生に注意し、細菌学的知識と技能をもつ専門家が行うことを推奨する。
Legionella 属菌の検出において、検体の前処理・培養および同定法などの操作法は、各種公定書に従う。

組成

精度管理(試験菌株)

参照

・ISO 11731:2017 Water quality – Enumeration of Legionella
・新版レジオネラ症防止指針 (財団法人ビル管理教育センター)1999
・JIS K 0350-50-10:2006 工業用水・工場排水中のレジオネラ試験方法

サイズ

W10cm×H15cm×D10cm