アキュディア™ セトリミド寒天培地Cetrimide Agar
製品コード
05221
統一商品コード
302052219
JANコード
4987302052219
包装
300g
使用期限
3年間
貯蔵方法
室温に保存(要防湿)
製品概要
本培地は、BrownとLowburyによって開発された緑膿菌の分離培地で、緑膿菌の緑色色素(ピオシアニン)と蛍光色素(フルオレシン)産生能を強化することで鑑別を容易にしている。公定法における緑膿菌の検査において、未殺菌のミネラルウォーターおよび原水の検査でセトリミド寒天培地を使用する。
使用法
作り方:加温溶解後、121℃、15分間高圧蒸気滅菌しシャーレに約20mlずつ分注する。培地表面を十分に乾燥させてから用いる。
使用法:検体をそのまま、または分離培養した集落から塗抹し、30~35℃で24~48時間培養する。
発育集落の性状:緑膿菌は、周囲に黄緑がかった蛍光色素の集落を形成する。緑色の色素が単独で産生されることは少ない。グラム陽性菌および緑膿菌以外のグラム陰性菌は大部分が発育を抑制される。
組成
46.9 g(1 L分)中
ペプトン | 20.0 g |
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塩化マグネシウム | 3.0 g |
硫酸カリウム | 10.0 g |
セトリミド | 0.3 g |
カンテン | 13.6 g |
pH7.2±0.2 |
精度管理(試験菌株)
試験菌株について100cfu以下を接種し培養後、対照培地と比較
試験菌株 | 判定基準 |
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Pseudomonas aeruginosa ATCC 9027 | 回収率50~200%(黄緑色集落) |
試験菌株について100cfu以上を接種し培養後、対照培地と比較
試験菌株 | 判定基準 |
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Escherichia coli ATCC 8739 | 発育抑制 |
参照
第十八改正日本薬局方(2021)
食品衛生検査指針(2018)
サイズ
W9cm×H20cm×D9cm